ジムニーとハスラーの違い

ジムニーとハスラーの違い

今、スズキのディーラーをにぎわしているのが新しい軽クロスオーバーSUVのハスラーです。

 

ハスラーは2013年のクリスマスイブに発売された新しい車で、今まで軽自動車にあったようでなかったクロスオーバーSUVとして発売されました。

 

プラットフォームはワゴンRのものを使い、大径タイヤとサスペンションでクロスオーバーSUVらしいロードクリアランスを確保、そしてコンパクトカーなどではよく使われている角に丸みを帯びさせたボクシーなスタイルを持ったボディを載せました。

 

テーマカラーとなっているのがオレンジとホワイトのツートンで、パッと見トヨタのFJクルーザーのような外観となっています。

 

エンジンはスズキの低燃費技術群であるグリーンテクノロジーを採用した新しい設計のR06A型で、グレードによってNAとインタークーラー付ターボエンジンが用意されています。

 

NAは52ps、ターボは自主規制値いっぱいの64psとなっており、燃費も可変バルブタイミング機構やCVT、アイドリングストップ機構などによって抑えられ、更にスズキの軽自動車ではおなじみのエネチャージを備えているので、NAエンジンモデルで29.2km/L、ターボエンジンモデルでも26.8km/Lという非常に優れた燃費性能を持っています。

 

走りの方も64psもあれば軽自動車としては快適で、室内も広く本当の意味でのクロスオーバーSUVらしい車となっています。

 

グレードは廉価グレード「A」、標準グレードの「G」、快適装備満載の最上級グレードの「X」と三つに分けられており、「G」と「X」にはそれぞれターボエンジンモデルとして「Gターボ」と「Xターボ」が用意されています。

 

今のところこの車のライバルとなる軽自動車は存在しないのですが、強いてあげれば本格的オフロードマシンのジムニーが近いでしょう。

 

デザイン的にも性能的にもハスラーはどれをとっても今のところ悪いところがないのですが、ただ一つだけ気になる点があります。

 

それが4WDシステム、クロスオーバーSUVといってもそれなりに悪路走破性を持っていなければいけないものなのですが、残念ながらハスラーの4WDシステムはいわゆる「生活四駆」といったもので、メインとなる駆動輪である前輪が滑ってしまった時に初めて後輪が動くといったほかの軽自動車の4WDモデルに採用されているようなスタンバイ式と全く同じなのです。

 

ジムニーのようなパートタイム4WDとまでは言いませんが、せめて悪路走行を柔軟にこなせるようなものにしてほしかったと思います。